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三菱総研DCS、ノーコードでデータの収集・抽出・変換処理を行えるデータ連携環境サービスを提供

スリーシェイクのデータ連携・加工ツール「Reckoner」を活用

 株式会社スリーシェイクと三菱総研DCS株式会社は21日、スリーシェイクのデータ連携・加工ツール「Reckoner(レコナー)」に関するパートナー契約を締結したと発表した。三菱総研DCSはこれに伴い、サービスブランド「FQ Smart+」の新サービスとして、Reckonerを活用した、データ利活用を促進するサービス「データユニファイドサービス」を12月1日から提供開始する。

 データユニファイドサービスは、SaaSをはじめとするさまざまなデータソースと連携し、ノーコードで統合的なデータの収集、抽出、変換処理を行えるデータ連携環境サービス。Reckonerの活用により、プログラミングを行うことなく直感的な画面操作でデータの抽出や変換処理を行えるので、非エンジニアでもデータの利活用が可能なほか、データ連携を自動化することで、データの不整合、誤入力や一部データの紛失といったミスの抑止にもつながるという。

 ラインアップとしては、まず、Reckonerの各種ライセンスを提供する「ライセンスプラン」、データ利活用環境をスモールスタートしたい企業に向け、環境を迅速に提供する「クイックインテグレーションプラン」、企業の要件にあわせ、要件定義から設計構築、運用までフルカスタマイズの環境を提供する「フルカスタマイズプラン」といった、SaaS連携を行える3種類を用意する。今後は、SaaS・オンプレミスの連携を対象としたプランの提供も予定しているとのことだ。

 またオプションとして、利用中のQA対応や導入支援、トラブルシューティングを行うテクニカルサポートや、データ利活用の内製化を支援する、ハンズオン・ワークショップ形式のトレーニングも提供するとのこと。