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スリーシェイクがクラウドETLツール「Reckoner」リニューアル、連携先データソース拡充やUX強化などを実施

 株式会社スリーシェイクは14日、クラウドETLツール「Reckoner(レコナー)」をリニューアルしたと発表した。データ活用機能を強化したほか、連携先データソースの拡充、システムの刷新などを行っている。

 Reckonerは、オンプレミスからクラウドサービスまで、さまざまなデータを連携させることが可能な、クラウドネイティブのデータ連携プラットフォーム。仕様策定(プログラム設計)から実装、テスト、基盤構築、運用まで、通常では非常に煩雑なデータ連携を、すべてGUIで完結できる点が特徴で、新たなデータ連携もストレスフリーで行えるという。

 今回はまずデータ活用機能が強化され、データ統合・加工したものをSNS(Slack、Chatwork)、メール(SendGrid)で配信できるようになった。また、データ加工機能において、外部APIデータ取り込み、四則演算、端数処理を追加し、より柔軟なデータ加工を行えるようにしている。

 さらにデータベースやデータウェアハウス(DWH)との連携先を拡充し、従来のBigQuery、MySQLに加えてAzure SQL、Oracle、Snowflakeを追加。複数のシステム間統合に対応している。

 なおシステム自体も刷新されており、データ処理基盤を従来のApache Sparkを中心としたアーキテクチャから、Google BigQueryを中心としたアーキテクチャに変更。最大で5倍の処理速度向上を実現したほか、システム可用性や新規機能の開発速度も向上したとのこと。