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ビジネスチャット「LINE WORKS」、車両運行管理サービス「スマートフリート」と連携

より効率的なアルコールチェックの実施や運用管理が可能に

 ワークスモバイルジャパン株式会社(以下、ワークスモバイル)は31日、ビジネスチャット「LINE WORKS」と、ソフトバンク株式会社の車両運行管理サービス「スマートフリート」が連携開始したと発表した。スマートフリートで行ったアルコールチェックなどの結果をLINE WORKSで行えるようになるので、より効率的なアルコールチェックの実施や運用管理が可能になるとしている。

 LINE WORKSLINEの兄弟会社であるワークスモバイルが開発・提供している、クラウド型ビジネスチャットサービス。チャット(トーク)以外にも、音声/ビデオ通話、タスク、アンケートなど、コミュニケーションを支援するさまざまな機能が搭載されている。

 一方のスマートフリートは、車両情報を一括管理できるクラウドサービス。ドライバーがスマートフォンのアプリケーションを起動して運転を開始するだけで、リアルタイムな位置情報や走行ルートを記録できるため、車両の運行管理の効率化を実現するという。また、アルコール検知器を使用したドライバーの飲酒検査の義務化にも対応している。

 今回のLINE WORKSとスマートフリートの連携では、「運行開始/終了(チェックイン、チェックアウト)」「アルコールチェック結果」「キズチェック結果」「事故報告」を、即座にLINE WORKSのチャット(トーク)で受け取れるようにする。これにより、管理者がアルコールのチェック結果や運行開始・終了に気づきやすくなり、見逃しを防止できるとのこと。

画面イメージ(左:アルコールチェック通知、中:事故発生通知、右:キズチェック通知など)

 またアルコールを検知した場合などには、必ず対応策などのコミュニケーションが発生するが、通知を受け取ったトークルーム上で指示や確認を行えるようになるとともに、履歴も残せる点がメリットとした。

 加えて、安全運転管理者だけでなく、副安全運転管理者、業務補助者も、同じトークルーム上で通知を受け取れるので、安全運転管理者の負担軽減につながるとしている。