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LayerX、帳票の発行・送付機能を提供する「バクラク請求書発行」を8月末にリリース

 株式会社LayerXは28日、支出管理を支援するクラウドサービス群「バクラクシリーズ」において、請求書をはじめさまざまな帳票の発行機能を提供する「バクラク請求書発行」を、2023年8月末にリリースすると発表した。基本的な機能から提供を開始し、機能を順次拡張していく予定だ。

 バクラクシリーズでは現在、経費精算、稟議(りんぎ)申請、法人カード、請求書処理など、支出管理を支援するサービスを提供しているが、今回発表されたバクラク請求書発行は、請求書をはじめとするさまざまな帳票を作成・送付できるクラウドサービス。インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しており、帳票発行業務の効率化と法令対応を同時に実現できるという。

 帳票作成については一括作成(CSVまたはPDF)と個別作成に対応し、作成する帳票数に応じた使い分けが可能。帳票のレイアウトや明細項目は柔軟にカスタマイズを行え、自社のフォーマットに合わせた帳票を作成できる。作成した帳票は、メールで一括または個別に取引先への送付を行え、方式についてはPDF添付もしくはダウンロード用URLの送付のいずれかを選択可能だ。さらに、郵送代行オプションの提供も予定されている。

 また、インボイス制度に準拠した適格請求書の作成・交付にも対応。請求書等は電子帳簿保存法に準拠した形式で保存できるとした。加えて2024年4月以降には、バクラク申請、バクラク請求書など、ほかのバクラクシリーズとの連携や、他社の販売管理システムとの請求情報の連携も計画されているとのこと。

 価格は現時点では公開されていないが、無料プランも用意される予定。またリリース時には、初年度の月額料金が半年間無料になる特別キャンペーンの実施も予定されている。