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LayerX、請求書受領業務のインボイス制度対応を支援する新サービスを提供 辻・本郷 ITコンサルティングと共同で

 株式会社LayerXは3日、法人支出管理サービス「バクラクシリーズ」において、10月1日に開始される適格請求書等保存方式(以下、インボイス制度)への対応を支援するプランを、辻・本郷 ITコンサルティング株式会社と共同で提供開始したと発表した。

 新プランは、請求書受領業務のインボイス制度対応に関して、システム・運用両面から支援を提供するもの。実務上特に負担が大きく、対応上の論点が多い請求書受領業務において、法対応にかかわる事前準備・制度開始後の業務負担を、「バクラク請求書」「バクラク申請」の両サービスによって軽減する。

 あわせて、システム導入や法対応にかかわる業務フロー設計支援を、辻・本郷 ITコンサルティングが行うとした。

 なおLayerXによれば、請求書処理業務のインボイス制度対応は、制度開始前の取引先の登録番号の回収・登録状況の確認といった部分に焦点が当たりがちであるものの、制度開始後にも、以下のようなさまざまな負担が、現場の従業員・経理担当者の双方に、継続的に発生するとのこと。

 このように、請求書受領業務では現場の従業員にも法制度の理解が必要とされ、法対応にかかわる業務フローの変化・負担増加が発生することから、同社では、制度開始後を見据えた全社の業務フロー・社内規定の設計が重要となり、また、負担を減らす請求書処理システムの導入が効果的だと、新プランの必要性をアピールしている。