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帳票発行システム「バクラク請求書発行」、書類の閲覧や作成・送付の権限設定に対応

 株式会社LayerXは1日、請求書をはじめ、さまざまな帳票を発行できるサービス「バクラク請求書発行」において、書類の閲覧や作成・送付の権限設定を行える機能を追加したと発表した。これにより、複数部署や複数人で書類を作成・送付する場合でも、安心して利用可能になったとのこと。

 バクラク請求書発行は、請求書をはじめとする各種帳票の作成・送付・保存が可能な帳票発行システム。作成する書類の種類や用途ごとにテンプレートの使い分けをしながら、さまざまな帳票の作成・送付・保存を行える。またインボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しており、帳票発行業務の効率化と法令対応を同時に実現できるとした。

 企業が書類を発行する際、作成するものによっては、異なる部署やユーザーに見せたくなかったり、他部署の書類に関する誤操作のリスク軽減を図ったりするため、特定の部署のみが閲覧できるようにしたいといったニーズがあるという。また、書類の作成者と送付者が異なる場合などにおいて、適切な操作のみが可能になるように権限を制限したい、という要望も多く寄せられていたとのこと。

 そこで今回のアップデートでは、書類の閲覧、作成・編集、送付の操作に関する権限を設定できるようにした。これらの権限は、作成する書類の種別ごとに設定できるため、特定の部署やユーザーにのみ権限を与えられるほか、作成・編集、送付の権限を別々に設定できることから、書類の作成者と送付者が異なるケースでも、それぞれの役割を超えた業務が行えないような制限をかけられるとしている。