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フォトシンスとJBATが連携、「Akerun入退室管理システム」とクラウドサービスとの連携ソリューションを共同開発

 株式会社Photosynth(以下、フォトシンス)とJBアドバンスト・テクノロジー株式会社(以下、JBAT)は22日、JBATのクラウド連携プラットフォーム「Qanat Universe API-Connect」を活用し、フォトシンスが提供するクラウド型入退室管理システム「Akerun入退室管理システム」とさまざまなクラウドサービスを自動連携するサービスを共同開発したと発表した。

 「Akerun入退室管理システム」は、ドアに張り付ける後付け型スマートロックと、スマートキーとして使えるICカード/アプリを組み合わせ、入退室管理を可能にするクラウドサービス。勤怠管理、会員管理、予約管理、決済など、さまざまなクラウドサービスとのAPI連携により、労務関連業務の効率化、施設の無人運営など、スマートロックシステムを活用したDXの実現を支援している。

 こうした各種サービスとの連携において、パートナーの提供するクラウドサービスと連携する場合は、フォトシンスもしくはパートナー企業が開発・提供しているが、一方で企業が自社システムとを連携させる場合には、APIに関する知識・開発スキルが必要になるほか、開発費用や作業工数などの負担も課題になっていたとのこと。

 そこでフォトシンスとJBATは今回、こうした課題の解決を図るため、JBATのクラウドデータ連携基盤であるQanat Universeを活用した共同ソリューションを開発した。この共同ソリューションでは、短期間かつ低コストで「Akerun入退室管理システム」とさまざまなクラウドサービスとの連携を実現でき、企業や施設の利用環境や用途に合わせて幅広く利用できる。

 両社では今後も、Qanat Universeを活用した「Akerun入退室管理システム」とクラウドサービスとの連携を拡充することで、入退室管理やセキュリティにとどまらない、多様なオフィス/施設関連サービスとのシームレスな連携を拡充し、さらなる提供価値の向上を推進するとしている。

Qanat Universe API-Connectを活用したAkerunとクラウドサービスの連携イメージ