ニュース

フォトシンス、クラウド型入退室管理ソリューション「Akerun」の管理ツールをリニューアル

UIの改善などによって使い勝手を改善

 株式会社フォトシンスは28日、クラウド型の入退室管理ソリューション「Akerun入退室管理システム」(以下、Akerun)のWeb管理ツールをリニューアルしたと発表した。ユーザーインターフェイス(UI)の改善などを行ったほか、名称を従来の「Akerun Manager」から「Akerun Connect」へと変更している。

 「Akerun」は、工事不要で導入・運用できる入退室管理システム。スマートフォンや交通系ICカード、ICカード社員証などを利用して、容易に鍵を開閉させることが可能なほか、入退室履歴をリアルタイムで確認する機能を備えている。

 Akerun Connectはその管理ツールで、これまでに寄せられたユーザーからの要望を反映し、より一貫性を備えたレイアウトやデザインに変更した。具体的には、入退室履歴やAkerunの状態などがアイコンなどで視覚的に表示されており、誰にでも直感的でわかりやすく管理できるという。

Akerun Connectの入退室履歴画面

 また、主要メニューに簡単にアクセスできるよう、トップ画面を新設。初めて利用するユーザーに向けて、操作手順を確認できる「簡単ガイド」やAkerunサポートサイトへのリンクを新設し、操作や設定に関するチュートリアルを迅速に表示できるようにしている。

Akerun Connectのトップ画面

 さらに、一覧画面と詳細画面も新たに設けられ、ユーザー・合鍵・履歴などの情報の視認性が向上したため、確認の手間を軽減できるとのこと。加えて、複数ユーザーへの一括した合鍵発行や削除に対応。CSVファイルを用いた登録/更新/削除機能も拡張され、管理者の生産性向上を実現するとしている。

Akerun Connectのユーザー一覧画面

 このほか、Akerun Connectにログインしたユーザー・日時・IPアドレス・国・端末などの履歴を一覧で参照できるようにした。これにより、第三者による不正なアクセスやログインの監視を行えるため、セキュリティのセルフチェックが可能になったとしている。

 なお、Akerun ManagerからAkerun Connectに切り替えるにあたり、手続きなどは不要で、Akerun Connectのログインメニューからログインすればよく、Akerun Managerで登録したユーザーや合鍵などの情報はそのままAkerun Connectに引き継がれるとのこと。また、Akerun Managerも一定期間、引き続き利用できる。