ニュース

コクヨの電子帳票配信システム「@Tovas Master+」、JBATのクラウド連携サービス「Qanat Universe」と連携

帳票の作成から取引先への送信までを容易に実行可能に

 コクヨ株式会社とJBアドバンスト・テクノロジー株式会社(以下、JBAT)は4日、コクヨの電子帳票配信システム「@Tovas Master+」と、JBATのクラウド連携プラットフォーム「Qanat Universe」がサービス連携を開始すると発表した。

 @Tovas Master+は、請求書、納品書、注文書などの帳票をWebやFAX、郵送で配信する電子帳票配信システム。一方のQanat Universeは、SaaSやオンプレミスのシステム、IoTのセンサーなどを簡単に“つなぐ”ことが可能なクラウド連携プラットフォームである。

 今回の@Tovas Master+とQanat Universeの連携により、基幹システム等から出力されるデータ(CSV/PDF)を指定のフォルダに保存すると、@Tovas Master+で利用可能なデータ形式に変換したうえで、自動でアップロードされるようになる。

 このため、基幹システムの出力データをもとに@Tovas Master+用のデータや帳票を作成したり、アップロードしたりする手作業が不要になり、業務効率が向上するほか、作業の人為的ミスやデータ漏えいなどのリスクも削減できるとのこと。また、帳票の配信手段はこれまで同様、電子ファイル、FAX、郵送を取引先ごとに選択できるので、取引先に負担をかけずに電子化を促進可能としている。

 なお、今回の連携ソリューションを利用するためには、Qanat Universe(@Tovas Master+連携オプション)、および@Tovas Master+(for Qanat Universe)双方の導入が必要となる。