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Sansanの契約DXサービス「Contract One」、Adobe Acrobat Signとの連携に対応

Acrobat Signで締結された契約書をContract Oneに自動登録可能

 Sansan株式会社は25日、契約DXサービス「Contract One」と連携可能な電子契約サービスを拡充し、アドビ株式会社の「Adobe Acrobat Sign」との連携に対応したと発表した。Acrobat Signで締結された契約書をContract Oneに自動登録することにより、さまざまな形式の契約書をカバーできる契約データベースをContract One上に構築可能になるという。

 Contract Oneは、紙や電子といった形態を問わず、さまざまな契約書を正確にデータ化し、一元管理を行える契約DXサービス。同サービスを用いて契約データベースを構築することにより、全社での契約情報の活用を促進し、さまざまな経営課題の解決につなげられるようにしている。

 一方のAcrobat Signは、アドビが提供するクラウド型の電子サインソリューション。国内にデータセンターを持ち、機密性の高い情報を国内で管理できるほか、ISO 27001などの国際規格にも準拠するセキュリティを確保している点が特徴とのこと。

 今回はこのContract OneとAcrobat Signの連携により、Acrobat Signで締結された契約書を自動でContract Oneに登録可能になった。具体的には、契約書名や締結日、契約終了日、金額など、Acrobat Sign側で入力されている一定の項目がContract Oneに連携される。

 こうして、電子契約と紙の契約書を一元管理し、契約データベースを構築することで、契約情報の検索性が向上するため、必要な時に契約情報を容易に参照可能になるとのことだ。

 なお、今回の連携機能の利用には、Contract One、Acrobat Sign双方の契約が必要となる。