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電子サインソリューション「Adobe Acrobat Sign」、LGWAN環境内での利用に向けた取り組みを開始

2022年夏に実証実験を実施、早々に正式リリースを行う予定

 アドビ株式会社は27日、京都電子計算株式会社の自治体向けクラウドサービス事業「Cloud PARK」が、アドビの電子サインソリューション「Adobe Acrobat Sign」に対応したと発表した。これにより、総合行政ネットワーク(LGWAN)環境内において、Adobe Acrobat Signが利用可能になるとのことで、2022年夏に実証実験を実施したうえで、早期に正式リリースする予定としている。

 Acrobat Signは、アドビが提供するクラウド型の電子サインソリューション。国内にデータセンターを持ち、機密性の高い情報を国内で管理できるほか、ISO 27001などの国際規格にも準拠するセキュリティを確保している点が特徴。基幹システムなどと連携するためのさまざまな機能・APIも提供している。

 一方の京都電子計算では、さまざまなパートナー企業との協業により、自治体においてクラウドサービスを効率的に利用可能にするCloud PARK事業を手掛けており、今回はその一環として、Acrobat SignのLGWANを経由した利用を可能にするという。

 なおAcrobat Signは、行政機関が認可した電子ドキュメントの証明であるGPKI等のデジタル署名に対応しているため、契約、申請、認定を含めた、すべての行政業務において利用できるとのことで、これにより、自治体業務の効率化を支援するとしている。