IoT回線「MEEQ SIM」、デバイスからサーバー側への上り大容量通信に適した通信プランを提供

　ミーク株式会社（旧社名：ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォーム株式会社）は21日、IoT回線プラットフォーム「MEEQ（ミーク）」で提供しているMEEQ SIMにおいて、上り通信料金が格安になる新プランを提供開始したと発表した。

　MEEQは、直感的なコンソール画面を通じて、簡単にIoT向け通信サービスを購入／決済／登録／管理ができるサービス。NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI回線のデータ通信専用SIMを利用可能で、利用企業側でシステムを用意しなくとも簡単にIoT回線を追加できるという。

　今回発表されたのは、上り大容量通信に最適な料金設定を採用したプランで、閉域構成にも対応可能。IoT用途では、ネットワークカメラによる動画送信など、デバイスからサーバー側への上り大容量通信が必要になるケースがあり、こうした際の利用に適しているとした。

　また、利用用途にあわせて企業ごとの専用プランを作成でき、上り/下りそれぞれのデータ量を設定可能。例として、上り通信量100GB、下り通信量2GB、超過後速度32kbps、キャリアがドコモの場合で、月額3400円（税別）となる。

　なお、独自プラン作成のためにはMEEQ商用契約（1法人あたり月額3000円・税別）が必要になるとのことだ。