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ミークのIoT通信基盤「MEEQ」、コンソール画面で上り下り別のデータ利用量表示に対応

 ミーク株式会社(旧社名:ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォーム株式会社)は7日、IoT通信プラットフォーム「MEEQ(ミーク)」のコンソール画面を強化したと発表した。回線ごとのデータ通信量を、上り/下りに分けて利用者が確認できるようにしている。

 MEEQは、直感的なコンソール画面を通じて、簡単にIoT向け通信サービスを購入/決済/登録/管理できるIoT通信プラットフォーム。今回はこのコンソール画面を強化し、上り下りを合計したデータ通信量や回線ごとのデータ残量といった従来の表示に加えて、以下のデータ通信量が上り下り別に表示できるようになった。

・1回線ごとの現時点までの当月累計、過去の日別、月別
・CSVファイルにて、1回線ごとの当月累計
・全所有SIM回線の合計(日別・月別)
・プランごと、グループごとにまとめられた回線の合計(日別・月別)

 これにより、IoTデバイスなどの通信量をより詳細に把握可能になったことから、利用者は、MEEQ上り特化プランを含めた、最適なプランの選択がしやすくなるとのこと。

 また例えば、上りの通信量が過剰となる日が突然あった場合に異常事態の発生を推察する、下りの通信量が増えた場合にアップデートの有無を推察する、といったように、データ量を監視することで、運用・保守に役立てられるとしている。さらに、トラブルシューティングの際の要因切り分けでは、上り下りそれぞれの通信量の情報を元に、原因の把握に役立てるといったことも考えられるとした。

MEEQコンソール回線詳細画面(1回線ごとのデータ通信量表示)
MEEQコンソール ダッシュボード(全回線の合計データ通信量表示)