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SNCSPの企業向けIoT/DXプラットフォーム「MEEQ」、ソフトバンク回線向けに3-in-1 SIMを提供

ソフトバンク回線での020番号の14桁化にも対応

 ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォーム株式会社(以下、SNCSP)は13日、MVNO支援サービスと、IoT事業者および企業向けNoCode IoT/DXプラットフォーム「MEEQ(ミーク)」において、ソフトバンク回線の3-in-1(スリーインワン) SIM提供とM2M等専用番号(020番号)の14桁番号での付番を同日より開始したと発表した。

 MEEQは、直感的なコンソール画面を通じて、簡単にIoT向け通信サービスを購入/決済/登録/管理ができるNoCode IoT/DXプラットフォーム。NTTドコモ、 ソフトバンク、KDDI回線のデータ通信専用SIMが利用可能で、利用企業側でシステムを用意しなくとも簡単にIoT回線を追加し、さまざまな事業をサポートすることができる。

 今回、同社が提供しているMVNO支援サービス、またMEEQの双方において、ソフトバンク回線向けに3-in-1 SIMを提供する。これは、利用する端末に応じて標準SIM、microSIM、nanoSIMのいずれかのサイズに利用者が自ら切り外して利用できるSIMカード。SIMカードを一度台紙から切り外しても、同梱のアダプタにはめ込めば異なるサイズに変形させて利用することもでき、3種類のSIMを自由に利用可能なため、申込時にSIMのサイズを意識する必要がなくなる点がメリットという。

 一方M2M等専用番号(020番号)については、枯渇対策として総務省より14桁化への告示改正があり、同社でも各キャリアからの通達を受け、すでにNTTドコモとKDDIの回線においては14桁化の対応を行っていた。今回は、残るソフトバンク回線についても、9月13日の新規払い出し分より14桁化に対応する。なお、対象SIMはデータSIMである。