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クラウド型業務支援サービス「TeamSpirit Winter'23」、モバイルアプリのユーザービリティ向上などを実施

稟議機能の機能強化も

 株式会社チームスピリットは19日、クラウド型業務支援サービス「TeamSpirit」の新版として、「同 Winter'23」を提供開始したと発表した。モバイルアプリの画面デザイン変更などを行っている。

 TeamSpiritは、勤怠管理や就業管理、工数管理、経費精算、電子稟議(りんぎ)、社内SNS、カレンダーなど、社員が毎日使う社内業務を一元化して提供するクラウドサービス。複数の機能が連携して動作することで、働く人に関する活動情報が自然に集まる仕組みとなっており、収集したデータの分析によって働き方の可視化を行えるという。

 今回の新版では、モバイルアプリの画面デザインを一新したほか、処理速度を改善した。具体的には、勤怠打刻、工数登録、領収書登録、経費明細登録の各種画面をリニューアルし、例えば勤怠打刻画面では、従来はWebブラウザのみ対応していた勤務場所登録をモバイル画面でも可能にしている。またその他の画面においても、モバイル環境での利用に合わせたユーザービリティおよびパフォーマンスの改善を図った。

 さらに、勤怠管理・経費明細画面が英語表示にも対応し、日本語以外の言語を母国語とする利用者の使い勝手を向上させている。

 このほか稟議機能では、他社が提供する電子署名システムとの自動データ連携に対応した。稟議申請時に電子署名システムに送信する文書を選択しておくことで、請求書ファイルのデータを自動連携できるので、各種システムにファイルをアップロードする必要がなくなり、人的ミスの軽減や、社内稟議と社外との契約締結をシームレスに完了できる業務プロセスの構築に寄与するとのこと。