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クラウド型業務支援サービス「TeamSpirit Summer’22」、マネージャーの管理業務の負荷軽減を支援

 株式会社チームスピリットは7日、クラウド型業務支援サービス「TeamSpirit」の新版として、マネージャーの管理業務の負荷軽減を図った「同 Summer’22」を提供開始したと発表した。

 TeamSpiritは、勤怠管理や就業管理、工数管理、経費精算、電子稟議(りんぎ)、社内SNS、カレンダーなど、社員が毎日使う社内業務を一元化して提供するクラウドサービス。複数の機能が連携して動作することで、働く人に関する活動情報が自然に集まる仕組みとなっており、収集したデータの分析によって働き方の可視化を行えるという。

 今回はこれらの機能のうちシフト管理機能が強化され、TeamSpirit上にExcelフォーマットのシフト管理表を搭載した。これにより、従来型の勤務パターンによるシフト運用と、Excel表における柔軟性の高い表現といった2パターンのシフト運用を、1つのシステム内でユーザーが任意に選択して利用できるようになっている。

 Excel表を用いたシフト運用の場合、多彩な表現ができるExcelフォーマットを用いて柔軟なシフトを組めるため、膨大な勤務パターンから最適なシフトを探すことがなくなるほか、シフト管理表から休暇の登録も行えるので、勤務表からの休暇申請が不要になるとした。

 また、シフト表の作成・管理に加えてシフト入力内容のチェックにも対応。所定労働時間の過不足、休日日数、勤務間インターバルのチェック、対象期間におけるシフトの変更禁止といった内容をシフト登録時にチェックし、問題のあるシフト運用を未然に防げるようになったとのこと。

 2つ目の強化点である「TeamSpirit Leaders(プロジェクト原価管理機能)」は、TeamSpirit上でリアルタイムに算出されるプロジェクト原価(人件費や経費)の収支実績に加え、その実績と計画に基づいて、プロジェクトの最終原価の予測値を算出できる機能。プロジェクトの運用途中で最終原価や収支予測を確認できるため、プロジェクトマネージャーは都度、採算予測を簡単に行えるようになり、プロジェクトの早期是正や改善のための対策立案が可能になるという。

 チームスピリットでは、これら、マネージャーの負荷を軽減する機能追加により、マネージャー層が現場の生産性を上げるための業務や、チームメンバーが前向きに業務に取り組むための環境づくりに時間を割く、といったことが期待されるとしている。