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Sansanの請求書管理サービス「Bill One」、Peppol形式での請求書受領に対応

 Sansan株式会社は27日、クラウド型請求書管理サービス「Bill One」が、デジタルインボイスの標準仕様であるPeppol形式での請求書の受領に対応すると発表した。対応時期としては2023年春ごろを予定している。

 Bill Oneは、さまざまな請求書をオンラインで受領・データ化し、月次決算の加速を支援するクラウド型請求書受領サービス。今回は、今後のアップデートにより、日本が採用しているデジタルインボイスの標準仕様、Peppol形式に対応したデジタルインボイスを受領可能になることが発表された。紙やPDFの従来形式の請求書でも、Peppolに準拠したデジタルインボイスでも受領でき、全ての請求書をデータで一元管理することが可能になる。

 また、郵送やメールで届く紙やPDFの請求書についても、受領した請求書をデータ化してPeppol形式のデータベースへと変換し、各種会計・ワークフローシステムへの連携を行えるようになるという。

 これによりBill Oneの利用企業は、取引先の対応状況に関わらず、デジタルインボイスでの業務フローを構築でき、さらなる月次決算の加速を実現可能になると、Sansanではそのメリットを説明している。