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エーアイセキュリティラボ、脆弱性診断ツール「AeyeScan」で脆弱性の対応状況を可視化するタスク管理機能を提供

 株式会社エーアイセキュリティラボは26日、Webアプリケーション脆弱性診断プラットフォーム「AeyeScan(エーアイスキャン)」で、脆弱性の対応状況を把握・管理できるタスク機能をリリースしたと発表した。

 AeyeScanは、従来は人手(手動)による実施が必要だったWebアプリケーションの脆弱性診断を、AIやRPAなどの活用により自動化・高速化して提供するツール。

 新たに提供を開始するタスク管理機能は、脆弱性の対応依頼や担当者のアサイン、修正結果の確認などを、AeyeScan上に管理できる機能を提供する。AeyeScan上に情報を集約するだけでなく、メールやチャットなどで更新情報を連携できるため、脆弱性の対応状況を簡単に把握・管理できる。

想定ユースケース

 エーアイセキュリティラボでは、脆弱性診断を提供している中で、利用者からは脆弱性の管理についての課題を聞くことが多くなったと説明。開発部署や委託先ベンダーに脆弱性対応を依頼するため、質問対応や状況確認のたびに異なる組織のメンバーとのやり取りが発生し、対応に時間が取られるといった問題や、メールやチャット、添付資料など情報があちこちに散らばるため、対応状況の確認・共有に手間がかかる、特定の人に業務が集中してしまうといった課題に対し、タスク管理機能により情報の可視化・共有を実現し、効率化と生産性向上を支援するとしている。