ニュース

NTTデータ先端技術、APAC向けにWebアプリケーション診断サービスを提供

エーアイセキュリティラボの脆弱性診断ツール「AeyeScan」を活用

 NTTデータ先端技術株式会社は17日、株式会社エーアイセキュリティラボと協業し、アジア太平洋(APAC)地域向けに、脆弱性診断ツール「AeyeScan」を活用して迅速にWeb診断を行うサービス「INTELLILINK Webアプリケーションマネージド診断サービス」を提供開始すると発表した。脆弱性診断において、生成AIを活用した脆弱性診断サービスの開発に強みを持つエーアイセキュリティラボと、脆弱性診断において年間500件以上の実績があるNTTデータ先端技術が協力し、APAC域内のNTTデータグループ各社や現地企業向けにサービスを提供するという。

 新サービスは、NTTデータ先端技術が日本国内向けに展開している同名のサービスを、同社として初めて、海外企業向け専用にカスタマイズしたもの。NTTデータ先端技術が、エーアイセキュリティラボの脆弱性診断ツールである「AeyeScan」を活用し、利用企業のWebサイトに対してWebアプリケーション診断を実施する。従来よりも低コストかつ迅速なWebアプリケーション診断が可能なほか、NTTデータ先端技術の検査員が、検査結果および対策に関するアドバイザリサービスを実施するため、利用企業は効果的な対策を実施できるとしている。

 なおNTTデータ先端技術では、まず、国内向けサービスのサービス仕様をAPAC向けに調整し、APAC地域向けの診断体制を構築。その後、APAC域内のNTTデータグループ各社に順次展開し、将来的には、NTTデータグループ各社の顧客に対してサービス提供を拡大するとした。