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エーアイセキュリティラボ、Webアプリ診断自動化ツール「AeyeScan」にAPIの診断が行える機能を追加

 株式会社エーアイセキュリティラボは19日、脆弱性診断の自動化ツール「AeyeScan」の新機能として、APIの診断が行える新機能「APIスキャン」を追加したと発表した。

 AeyeScanは、人手(手動)による実施が必要だったWebアプリケーションの脆弱性診断を、AIやRPAなどの活用により自動化・高速化して提供する、SaaS型の脆弱性診断プラットフォーム。

 新たに提供するAPIスキャン機能は、APIの巡回・スキャンを非常に簡単な操作で実現する機能。OpenAPIファイル(API定義ファイル)のインポートが可能で、harファイル(http通信ログのアーカイブ)のインポートが可能、curlコマンドでAPIリクエストの登録が可能、OpenAPI 3.0、3.1に対応するといった特徴を備える。

 OpenAPIファイルなどからAPIリクエスト情報をインポートすることで、APIリクエスト発行用のモック画面を自動生成し、APIリクエストを自動巡回・スキャンできる。

 エーアイセキュリティラボでは、AeyeScanを利用中のユーザーから「AeyeScanでAPIの診断を実施したい」「API診断も内製化したい」といった声を受け、APIスキャン機能の開発に着手したと説明。AeyeScanで、WebアプリもAPIも自動診断が可能になり、今後も引き続きAPIスキャンのバージョンアップを行う予定としている。