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エーアイセキュリティラボ、Webアプリ診断自動化ツール「AeyeScan」のAPIスキャンオプションを強化

OWASP API Security Top 10 2023の診断項目に対応

 株式会社エーアイセキュリティラボは、Webアプリケーション脆弱性診断プラットフォーム「AeyeScan(エーアイスキャン)」において、オプションとして提供されているAPIスキャン機能のアップデートを、7月21日に行うと発表した。

 AAeyeScanは、人手(手動)による実施が必要だったWebアプリケーションの脆弱性診断を、AIやRPAなどの活用により自動化・高速化して提供する、SaaS型の脆弱性診断プラットフォーム。また同サービスでは、簡単なツール操作でAPIの脆弱性診断を行えるAPIスキャン機能をオプションとして提供しており、OpenAPIファイルなどからAPIリクエスト情報をインポートするだけで、APIリクエストを自動巡回・スキャンし、従来のWebアプリケーション診断では網羅できなかった、Web APIの実装と運用に起因する脆弱性を検査できるという。

 今回はこのAPIスキャン機能をアップデートし、APIセキュリティの最新の啓発文書であるOWASP API Security Top 10 2023のうち、外部から検出可能な項目すべてに対応できるようになった(診断対象に過度な負荷をかける可能性がある項目を除く)。

 なおエーアイセキュリティラボでは、APIスキャン機能のアップデートを記念し、Businessライセンスを契約中、または期間中に新規契約されたユーザーを対象に、同機能のオプション利用料金を50%引きにするキャンペーンを、9月30日まで実施するとのこと。