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Sansanの契約業務支援クラウド「Contract One」、英文対応機能を強化しグローバル企業の契約業務効率化をサポート

 Sansan株式会社は18日、クラウド型の契約業務支援サービス「Contract One」において、英文対応機能を強化したと発表した。これにより、グローバル企業における契約業務の効率化とリスク管理を支援するという。

 Contract Oneは、契約業務の包括的なデジタル化を支援するクラウド型契約業務サービス。紙の契約書における印刷・製本や押印、郵送など、従来担当者が時間をかけて行っていたアナログな行程を、オンライン上で指示するだけで完結できる機能を搭載するほか、紙の契約書を正確にデータ化し、混在する電子契約書と紙の契約書の一元管理を可能にしている。

 そのContract Oneでは、アップロードされた英文契約書の本文をデータ化し、オンライン上で閲覧や本文検索を行えるようにする英文対応機能を提供している。今回の同機能の強化では、Contract Oneがデータ化した英文契約書から、取引先名や契約書名、契約期間、金額といった、改正電子帳簿保存法の対応に必要な項目を自動で抽出し、スマート台帳に登録できるようになった。

 この強化によって、英文契約書についても手入力での登録が不要になり、日本語契約書と同じフローで台帳管理を行えるようになったほか、改正電子帳簿保存法への対応が容易になるとのこと。また、契約期限や更新有無の把握といった契約リスクの管理も、より適切に行えるとしている。