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Sansanの契約データベース「Contract One」、アラートメールの送信機能を強化

契約書に記載されたあらゆる期日に対応可能な「カスタム通知」機能を提供

 Sansan株式会社は、契約データベース「Contract One」において、契約書に記載されたあらゆる期日に対して、契約書の情報とひも付けてアラートメールを送付できる「カスタム通知」機能を実装したと発表した。

 Contract Oneは、あらゆる契約書を正確に理解しデータ化することにより、クラウド上での一元管理を可能とする契約管理サービス。Sansanの独自技術によって契約書を正確にデータ化し、企業間の取引条件が網羅されたデータベースを構築できるという。今回は同サービスにおいて、通知が必要な期日を選んでアラートメールを設定できる「カスタム通知」機能を新たに提供する。

 契約書には、納品日や支払期日といった実務に関する重要な期日が記載されており、営業や調達などの実務担当者はこれらを正確に把握して順守する必要がある。しかし、法務や総務といった部門が契約書の管理を担当する一方で、実務担当者は期日を契約書とは別の台帳やツールで管理していることが多く、属人的な管理が原因で記載ミスが生じたり、アラートが設定されていないために期日を過ぎてしまったりといった、実務の抜け漏れが発生することが課題になっていたとのこと。

 従来のContract Oneでは、解約通知期限日、契約終了日を知らせるアラートメールを送信できたが、新機能の「カスタム通知」では、前述の課題に対処するため、契約書に記載された複数の期日から、通知が必要な期日を選んでアラートメールを設定できるようになった。納品日や支払期日はもちろん、定期報告や利用許諾の期限といった項目についても通知を設定可能なことから、契約書に基づく正確な期限管理を行えるとしている。