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NTT東日本、マネージド・ローカル5Gサービス「ギガらく5G」のエリアカバー範囲を拡大する新オプション

 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は、マネージド・ローカル5Gサービス「ギガらく5G」のオプションサービスとして、RU(Radio Unit:ローカル5Gシステムにおける基地局のアンテナ部分)の設置可能上限数を拡張する「チャネルカード追加」を、10月14日より提供開始すると発表した。これによって、より広大なエリアのカバーを実現するとのこと。

 ギガらく5Gは、キャリアグレードの5Gスタンドアローン機能と、事前手続きから設計・構築・運用までのトータルITアウトソーシングをワンパッケージで提供するサービス。これまでは個社別に構築・運用していたローカル5Gを、通信サービスとして集約型で構築・運用することなどにより、安価での提供を可能にしているが、製造、物流、空港、港湾、スタジアムなど、さまざまな業種の企業・団体から、「広大なエリアカバー」に関する要望を受けたことから、今回はギガらく5GにおけるRU()の設置可能上限数の拡張に対応する新オプションを新たに用意した。

 この「チャネルカード追加」オプションでは、基本機能では6台までに制限されているRUの設置台数を拡張し、7台以上での設置を可能にした。これによって、より広大なエリアでローカル5Gを利用できるとしている。

 利用形態は月額サブスクリプション型と一括支払い型の2つを用意しており、価格(税別)は、前者では月額6万7100円、後者では一括283万8000円+月額1万9800円となる。なお月額サブスクリプション型の場合、2年間の最低利用期間が設定されている。