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NTT東日本、マネージドローカル5Gサービス「ギガらく5G」に円滑な現場実装に向けた機能を追加

 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は13日、マネージドローカル5Gサービス「ギガらく5G」において、顧客の既存LAN環境へ円滑にローカル5Gを導入可能とする機能として、基本機能「DNN」「静的・動的IPアドレス選択」「アウトドアRUの対応周波数拡大」と、オプション機能「DNN追加」を提供開始した。

 ギガらく5Gは、キャリアグレードな5G機能を顧客の手間が少なく、従来よりも低コストで利用できるマネージドローカル5Gサービス。サービスは2022年5月から提供しており、その中で、特に現場実装を見据えた本格的な導入を目指す顧客からの要望が多かった機能について、提供を開始した。

 DNN(Data Network Name)は、無線通信やモバイル通信において使用される論理的なデータ通信ネットワークごとの識別子。無線ネットワークを論理的に分割することで、より柔軟なネットワーク管理やデータ通信が可能となる。

 NTT東日本では、無線ネットワークを論理的に分割し、利用用途や利用者ごとに優先度を設定したいという要望に対して、「DNN」を基本機能に追加するとともに、「DNN追加」をオプション機能に追加した。

 また、既存LAN環境で利用しているIPアドレス体系を大幅に変えることなく、ローカル5Gに移行したいという要望に対して、「静的・動的IPアドレス選択」を基本機能に追加。屋内において電波干渉リスクを避けた柔軟な置局設計をしたいという要望に対して、「アウトドアRUの対応周波数拡大」を基本機能に追加した。

 新たに追加する基本機能には、追加料金は発生しない。オプション機能「DNN追加」の提供料金は月額1万1000円(税込)。