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鈴与シンワート、コクヨの「@Tovas」と基幹システムなどの連携を支援するASTERIA Warp用アダプターを提供

 鈴与シンワート株式会社は6日、コクヨ株式会社の電子帳票配信システム「@Tovas」と企業の基幹システムとの連携を、アステリア株式会社のデータ連携ミドルウェア「ASTERIA Warp」を利用して簡単に行えるソフトウェアアダプタ製品「ASTERIA Warpアダプターfor@Tovas」を提供開始したと発表した。

 「@Tovas」は、請求書や納品書、注文書などの帳票を、電子ファイル、FAX、郵送で配信するクラウドサービス。これを利用することで、郵送やFAX送信業務などの作業と、紙・印刷・郵送費などのコストを削減できるという。一方のASTERIA Warpは、専門知識がなくても、企業の持つさまざまなデータをノーコードで連携できるソフトウェアである。

 今回発表された「ASTERIA Warpアダプターfor@Tovas」は、ASTERIA Warpによって連携された基幹システムなどのさまざまな帳票データを@Tovasと連携する、ASTERIA Warpのアダプターオプション。@TovasのAPI仕様やプログラムの知識がなくとも、簡単に連携を実現できるという。

 具体的なコンポーネントとしては、ファイルをアップロードしてFAX送信の指示を行う「FAX送信」、ファイルをアップロードしてファイル送信の指示を行う「ファイル送信」、FAX送信で受け取った送信IDから送信情報などを参照する「送信履歴明細」など、7つが用意された。

 価格(税別)は、サブスクリプション版の場合で月額1万5000円。製品版の場合は、ライセンス料が30万円、保守費用が年額4万5000円となる。また、一部初期導入費用が必要になるとのこと。