ニュース

つくば市、パナソニック コネクトの顔認証を利用した電子スタンプラリーを実施

上段左:まちめぐりスタンプラリーロゴ、上段右:スタンプラリー画面イメージ、下段:つくば市観光スポット

 パナソニック コネクト株式会社は、茨城県つくば市の上郷エリアにおいて、同社の顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」を活用したイベント「上郷周辺まちめぐり電子スタンプラリー」を、10月1日から12月25日まで開催すると発表した。

 今回開催される「上郷周辺まちめぐり電子スタンプラリー」は、つくば市内の観光名所や店舗の回遊と観光消費の促進が目的。非接触かつ手ぶらで利用できる顔認証等を活用したデジタルスタンプラリーの開催によって、地域経済の活性化を目指す。

 具体的な取り組みとしては、地域のまちづくり団体等が作成した既存の紙媒体マップを、スマートフォンで閲覧できるようにデジタル化。デジタル化したマップ上に観光スポットや店舗全37カ所をアイコンで表示することにより、つくば市の新たな魅力を発見・体験できる可能性を広げるという。

スタンプラリー画面イメージ

 また、非接触で利用できる顔認証やQRコード・GPSを連動させたスタンプラリーを実施。訪問者はユーザー情報と顔写真を登録することで、簡単に顔認証スタンプラリーに参加でき、対象施設に設置しているタブレット端末で顔認証をすれば、スタンプをGETできるとした。なお、こうしてスタンプを集めて応募すると、抽選でつくば市の名産品が当たるとのことだ。

 一方でつくば市は、スタンプラリー参加ユーザーIDと顔認証・QRコード・GPSなどの認証をひもづけることで、個人を特定しない形にて、行動や属性をダッシュボード上から可視化・分析可能となり、将来的なまちづくりや観光計画への活用が見込めるとのこと。