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OSKの統合業務パッケージ「SMILE V2」「eValue V2」、他システムとの連携機能を強化

 株式会社OSKは、ERP/基幹業務パッケージ「SMILE V 2nd Edition」(以下、SMILE V2)、統合型グループウェア「eValue V 2nd Edition」(以下、eValue V2)の機能強化版を9月20日に販売開始すると発表した。

 SMILE V2は、OSKが長年にわたって開発してきた基幹業務システムの最新版。一方のeValue V2は、企業内の情報整理や伝達、共有に必要な機能を網羅したグループウェア/情報系ソリューションの最新版である。

 今回はSMILE V2とeValue V2において、システム間連携を中心に強化を行った。まずはMicrosoft Teamsとの連携により、ワークフローの承認依頼や承認結果、ドキュメント管理の文書登録案内などを、Microsoft Teamsのチャットに通知可能にしている。この機能では、通知内のリンクから処理画面を起動できるため、ビジネスチャットを利用した業務効率化を実現するという。

Microsoft Teams連携イメージ図

 また製造業、運輸業、建設業など業種に特化したシステムのさまざまな連携も行っている。中でも製造業向け生産管理システムにおいては、外部システムの製造実績データを受け取ることで、作業終了後に実績データを把握可能にしたとのこと。この機能は、生産管理システム「生産革新 Fu-jin」「生産革新 Raijin」が対象となる。

 このほか、簡易業務システム開発ツール「CRM QuickCreator」でも連携機能を強化しており、例えば、同一基盤で動く販売管理の得意先マスターを利用して問い合わせ履歴を管理するなど、システムで利用できる業務範囲を拡大した。