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OSK、利便性向上などを図った生産管理システム「Fu-jin」「Raijin」新版

 株式会社OSKは、生産管理システムの新バージョンとして、「生産革新 Fu-jin(風神) SMILE BS 2nd Edition Rel.6」(以下、Fu-jin)と、「生産革新 Raijin(雷神) SMILE BS 2nd Edition Rel.6」(以下、Raijin)を8月10日より販売開始する。

 「Fu-jin」は、製造業に必要な生産計画や所要量計算、製造管理、行程進ちょく管理などを行える、製販一気通貫型の生産管理システム。製造業のコスト削減、納期短縮、生産効率の向上を支援できるという。

 一方の「Raijin」は、Fu-jinの機能に加え、特注品や個別仕様品などの個別受注生産にも対応し、量産・個別の両方に適したハイブリッド生産管理システム。

 今回の新版では、利便性向上の一環として、構成マスタ保守における逆展開機能を強化した。子部品を使用している親製品を確認する逆展開の表示から、構成品を表示する正展開参照へ簡単に切り替えを行えるようにした。これにより、子部品を変更する場合に影響を与える範囲の調査を容易にしている。

構成マスタ保守の画面イメージ

 さらに、OSKの文書管理システム「eValue NS ドキュメント管理」と連携し、品目や得意先、仕入れ先に関する図面や文書、写真などのファイル参照、登録を行うことが可能。各品目の図面や仕様書、契約書などに対し、版管理やセキュリティ権限の設定などを意識することなく管理できる。

 価格(税別)は、「Fu-jin」のスタンドアロン版が90万円、LAN版が180万円から。一方の「Raijin」は、LAN版が380万円から。いずれの製品も、販売管理システム「SMILE BS2 販売 スタンダード」が別途必要となる。