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ワークスアプリケーションズのクラウド型ワークフロー「HUE ワークフロー」、アドビの「Adobe Acrobat Sign」とAPI連携

 株式会社ワークスアプリケーションズは22日、クラウド型ワークフローシステム「HUE ワークフロー」が、アドビ株式会社の電子サインサービス「Adobe Acrobat Sign」とのAPI連携を開始したと発表した。

 HUE ワークフローは、押印申請や経費精算、備品購入などさまざまな社内稟議(りんぎ)・申請をデジタル化し、ペーパーレスと情報の一元管理を実現するクラウド型ワークフローシステム。一方のAcrobat Signは、アドビが提供するクラウド型の電子サインソリューションで、日本国内にデータセンターを持ち、機密性の高い情報を国内で管理できるほか、ISO 27001などの国際規格にも準拠するセキュリティを確保しているという。

 今回の連携では、HUE ワークフロー上で社内承認された契約書がワンクリックでAdobe Acrobat Signに遷移し、自社内での電子契約はもちろん、相手方への契約書送信・締結・返送・保管までをシームレスに完結できるようになる。

 HUE ワークフローでは、社内申請における進捗確認やリマインドが容易にできるうえ、契約手続きにおいてもAdobe Acrobat Signにアクセスすれば進捗状況が一目で分かるので、確認の手間が省けるようになる点がメリット。さらに、社内申請と契約書面をひも付けてデータを保管できることから、情報の一元管理も実現するとした。

 加えて、誰が承認し・契約締結を行ったかという点も証跡が残るため、内部統制の強化も実現するとしている。