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イトーキ、オフィス構築・運用に向けたAIソリューション「ITOKI OFFICE AI AGENTS」を発表
2026年2月25日 09:00
株式会社イトーキは20日、AIを経営の中核に据える“AI経営”への転換に向け、3つのAIソリューションで構成される「ITOKI OFFICE AI AGENTS」を開発し、年内に順次提供を開始すると発表した。
イトーキでは、オフィスや経営に関する活用すべきデータは急増し、分析が高度化・複雑化しているという背景を踏まえ、「AIがオフィスと働き方の経営判断を高度化ハイサイクル化する仕組みづくり」に本格的に着手した。160社を超えるデータドリブンなオフィス構築・運用の支援実績と、年間約3万枚におよぶ設計データや各種オフィスデータ、長年にわたり蓄積してきたオフィスデザイン・ファシリティマネジメントの知見を基盤に、AIと人の知恵を融合した新たなソリューションとして、ITOKI OFFICE AI AGENTSを開発した。
ITOKI OFFICE AI AGENTSで提供する3つのAIソリューションのうち、「Facility Portfolio AI」は、最適な面積・席数・配置・コスト構造を算出し、拠点再編をシミュレーションするAIエージェント。Wi-Fiデータや会議システム、スケジュール情報などを統合し、例えば100拠点規模に及ぶ複数拠点の利用実態を立体的に分析する。拠点の集約・分散や再編の選択肢を具体的な数値とともに提示することで、ファシリティ戦略の検討に要していた時間を大幅に短縮し、経営判断の迅速化を支援する。
「Workplace Insight AI」は、図面、写真、アンケート、経営方針資料などの非構造データを含む多様な情報を一括で解析し、オフィスの課題や改善ポイントを構造的に抽出する。さらに、類似事例との比較や、改善による効果予測、ROI試算までを自動で行い、経営層や総務部門にとって実効性の高い判断材料を提供する。
「Space Matching AI」は、在席情報や行動傾向、利用履歴をもとに、実際に空いているスペースをリアルタイムで判定し、利用者に即時案内する。利用されていない予約は自動的に解放され、需要に応じて再配分される仕組みにより、会議室や席の不足によるストレスを軽減し、空間の稼働率向上を実現する。
AIソリューションは課題に応じて個別導入も可能。経営層は投資対効果を数値で即時判断でき、総務部門は複雑な分析負荷を削減できる。従業員は快適で無駄のない働き方を実現でき、顧客自らがデータに基づく高度な“ハイサイクル運用”を実行可能となる。
イトーキでは、開発段階から実証を重視し、これまで30件を超えるPoCを経て構築した。自社での検証で得られた知見を顧客サービスに反映し、その成果を再び顧客支援に活用する循環モデルを構築している。この「社内と社外の循環」により、継続的な価値向上を図っているのも特徴だとしている。



