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ハイレゾ、廃校を活用したGPUデータセンター「綾川町データセンター」を3月3日に開所

 株式会社ハイレゾは24日、廃校を活用した「綾川町データセンター」を3月3日に開所すると発表した。ハイレゾとして4拠点目、中四国地方では2拠点目のAIデータセンターとなる。

 綾川町データセンターは、2022年3月に廃校となった香川県綾川町立綾上中学校を活用したデータセンターで、体育館下のスペースに、かつては駐輪場や部活動の練習場として利用されていた場所をデータセンターに改装している。また、校舎の教室部分は、今後地域住民が集まるコミュニティスペースとして活用する計画としている。

 ハイレゾは、2019年に石川県志賀町にGPUデータセンターを運営し、GPUクラウドサービス「GPUSOROBAN」を提供している。2024年には香川県に中四国地方初となる「AI開発用GPU専用データセンター」を高松市に開設。2025年8月には、佐賀県玄海町の廃校を利活用したGPUデータセンターを開設した。

 GPUSOROBANは、画像生成AIやLLMなどの膨大な計算処理を高速化するGPUクラウドサービス。データセンターの建設コストや運転コストを抑えることで、NVIDIAの高性能なGPUサーバーを低コストで提供している。GPUSOROBANは累計2000件を超える利用実績があり、IT業界から製造業、建設業、大学や研究機関まで幅広く利用されているという。

 ハイレゾは、地方の廃校をはじめとした遊休施設を利活用したデータセンターを開設し、地域の特性を生かした独自の建設ノウハウで環境負荷を抑えた運営を行い、GXを推進している。デジタルインフラを整備して国内経済成長を促進するとともに、データセンターを地方分散させることで地方創生にもつなげる政府の構想「ワット・ビット連携」に貢献している。