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TISの経費精算クラウド「Spendia」、最短2カ月での導入を可能にした最小構成モデルを提供

 TIS株式会社は、経費精算クラウドサービス「Spendia(スペンディア)」において、経費精算の基本業務に必要な機能だけを短期間で導入できる「Spendiaクイック導入版」を追加し、6月より提供開始すると発表した。

 Spendiaは、経費精算システムを20年以上提供してきたITSが、その知見をもとに、日本の制度や商習慣に合わせて開発した経費精算クラウドサービス。SaaSでありながら大企業ならではの要件にも対応できる機能と柔軟性を持つほか、スマートフォンアプリで経費精算の申請・承認を完了できる利便性の高さが特長という。

 今回発表された「Spendiaクイック導入版」は、Spendiaの持つ機能の中から、交通費精算、出張・交際費申請/精算などの基本機能、および処理のためのワークフローなど最小限必要な機能だけに絞ったもので、最短2カ月の短期間で利用開始できる。

 フル機能版と同様、経費精算や申請、承認をいつでもスマートフォンからタイムリーに実施でき、紙や押印のための出社対応も必要ない。また、経路検索連携や領収書OCRで簡単に入力できるため、申請する社員の業務効率化も図れるとしている。

 また導入時には、オンラインでの導入支援やトレーニングも行い、早期利用を支援するとのこと。

 価格は、1ユーザーあたり月額600円から。なおスマホアプリは、iPhone/Android向けを提供。このほか、PCやタブレットのWebブラウザからも利用できる。

 TISでは、現場社員が活発に活動する中小企業を主なターゲットに「Spendiaクイック導入版」を展開し、ニューノーマルにおける社員の機動的な働き方を後押しするとともに、経費精算業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するとしている。