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TIS、スマートデバイス利用を前提とした経費精算クラウドサービス「Spendia」

 TIS株式会社は28日、利便性・操作性や柔軟性を備える経費精算クラウドサービス「Spendia(スペンディア)」を提供開始すると発表した。

 「Spendia」は、出張や経費使用に関する事前申請、出張に伴う国内外交通やホテルなどの予約・手配、経費の利用・決済と、その後の精算業務から会計システムへのデータ連携、ファームバンキングデータの作成など、経費精算業務に伴うさまざまな機能を月額料金で利用できるクラウドサービス。ドラッグ&ドロップベースで直感的に画面の作成・修正や項目の定義、ワークフローのメンテナンスを行え、企業独自の業務プロセスやルールを設定ベースで反映できるという。

 また、予約手配系サービスや会計システム、組織・社員マスタといった、周辺の仕組みとの連携を柔軟に行える点も特徴。今後も。さまざまな決済システムや、出張手配、航空券・ホテル予約、会食手配、備品購入など、主要なサービスと順次連携を拡大していく予定とした。

 また、会計システムとの自動仕訳連携や、組織・人事マスタなど各種システムとの連携も行えるほか、スマホでの完結を前提としたUI(操作性)、領収書のOCR読み取り、QRコード承認など、利便性を高める機能を備えている。

 さらに、スマートデバイスのみでの経費精算業務の完結を前提に設計・デザインされたユーザーインターフェイスを提供しており、領収書OCR自動読み取り、チャット型出張申請などの入力サポート機能によって、精算者へ利便性を提供。一方で、経費精算ポリシー変更やQRコード承認、分析レポートなど、管理者にも利便性の高い機能を搭載している。PCからはWebブラウザで利用することも可能とした。

 価格(以下、すべて税別)は、予約・手配連携機能、経費精算機能(基本)、分析・連携機能を備えた「スタンダードプラン」が1ユーザーあたり月額600円。スタンダードプランの経費精算機能に、電子帳簿保存法対応、領収書OCR自動読み取り、QRコード領収書受付処理機能が追加された「アドバンスプラン」が1ユーザーあたり月額900円。なお、最低月額利用料18万円から利用できるとのこと。