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パイプドビッツのローコード開発基盤「SPIRAL ver.2」、サイト管理機能などを強化した新版を提供

 株式会社パイプドビッツは24日、ローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.2」の新版となるバージョン2.20を6月29日に提供開始すると発表した。また、5月24日からβ版を提供している。

 新バージョンでは、サイト管理をするのに便利な「ファイル管理機能」を追加した。これにより、業務担当者は、サーバー契約や管理部門とのやりとりが不要で、サイトの制作が行える。

 画像やPDFファイルを、SPIRAL ver.2の管理画面にアップロードできるため、問い合わせフォーム上に自社のロゴ画像を表示することや、Webページ上に製品資料や入学願書などのPDFファイルのリンクを設置するといった操作が簡単に行える。最大5階層までのフォルダを作成でき、ページに適用するデザインなどのCSSやJavaScriptファイルのアップロードも行える。

 また、「アプリ機能」と「サイト機能」の機能拡張により、データベースの設定効率向上や外部システム連携の開発が容易になる。

 アプリ機能の拡張では、データベースを設定する際に、別データベース内のフィールド情報を、一括コピーや部分コピーしてフィールドの追加ができるようになる。これにより、よく使いたいアンケート項目をコピーし、取引先ごとにデータベースを発行してアンケート調査を行うなど、より効率的なデータベースの設定が可能になる。

 サイト機能については、PHPの拡張により、データベース内のレコードIDやフィールド値を取得するPHPが追加されたことで、レコードの特定が容易となり、外部システム連携の開発がしやすくなる。