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パイプドビッツ、ローコード開発基盤「SPIRAL ver.2」を強化 会員サイトの構築に必要な機能を搭載

 株式会社パイプドビッツは10日、ローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.2」の新版を提供開始すると発表した。

 「SPIRAL ver.2」は、Webサイトの作成から登録データの運用までをワンストップで行えるプラットフォーム。業務担当者であっても、業務に必要なWebアプリケーションをローコード開発できる点を特徴としている。

 今回の新版では、会員サイトの構築に必要な「認証エリア」機能を追加した。「認証エリア」を作成すると、会員管理に必要なログインフォームやパスワード再登録フォームも自動で生成されるため、非エンジニアも高セキュリティな会員サイトを短期間で構築できるという。

 会員情報変更ページや退会ページなど、「認証エリア」内のWebページはCMSのようにディレクトリ構造で管理できるほか、一般公開のWebサイトと会員コンテンツを同一プラットフォーム上で一元管理できるため、効率よく管理・運用を行えるとした。

 なお、「認証エリア」にもテスト環境とリリース機能が用意されているので、テスト環境上で安心して既存コンテンツの編集を行い、動作検証を経てから本番環境に適用させる、といった使い方に対応する。

 パイプドビッツでは、こうした機能を利用すると、会員向けコンテンツの発信や会員限定オンラインイベントなどのプロモーション活動を迅速に実行できるとアピールしている。

 なお「認証エリア」については、他のデータベースへのデータ更新/削除処理や2段階認証機能など、段階的な機能強化を予定しているとのことだ。