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S&J、「My SOC 365」にAIが脅威検知から対処までを自動化する機能を追加

 S&J株式会社は4日、Microsoft 365を統合セキュリティプラットフォームとして活用する「My SOC 365サービス(以下、My SOC 365)」において、AIが複数ログを自ら調査・分析し、人の判断を待たずに初動対処まで自律実行する「自動対処機能」の提供を8月3日に開始したと発表した。

 My SOC 365は、AIとS&J独自の運用ノウハウを組み合わせ、Microsoft 365(Microsoft Entra ID、Office 365、Microsoft Defender)に集約されたセキュリティログを24時間365日収集・分析し、高度な脅威検知と監視体制を最短5日で実現するサービス。

 新たに提供する「自動対処機能」は、My SOC 365が検知した脅威に対して、AIが攻撃の確からしさと対処の推奨度を判定し、S&J独自の対処ルールに基づいてアカウントの無効化や端末の隔離などの初動対処を自動で実行する。

 アラートを検知するたびに、熟練したセキュリティアナリストの調査手順をAIが実行する。必要なログを自ら再検索・分析し、攻撃の確からしさを高い精度で見極める。導入時のノイズチューニングが不要なため、過剰対処と見逃しの双方を抑えた初動対処を実現する。

 セキュリティ事故対応の実績に基づくS&J独自の対処ルールにより、アカウントの無効化や端末の隔離を検知から数十秒で自動実行する。顧客担当者が不在となりがちな夜間・休日もシステムが自律的に対処するため、攻撃者に猶予を与えない。

 自動対処で停止したアカウントや隔離した端末は、安全確認のうえポータルからワンクリックで復旧できる。「対処後の戻し方がわからない」といった運用上の不安を解消し、自動対処を可能にする。

 自動対処の緊急停止機能や、特定のアカウント・デバイスを対処対象から除外する設定を備えており、顧客の業務実態に合わせて自動対処の適用範囲を柔軟にコントロールできる。

 My SOC 365はエージェントレスで動作するため、自動対処機能の利用にあたって端末に追加のソフトウェア導入は不要。既存のMicrosoft 365環境をそのまま生かし、セキュリティ投資の効果を最大化する。

 S&Jは今後も、Microsoft 365とMy SOC 365の連携をより強化しながら、AI活用による“検知・判断・対応”の高度化を通じて顧客のセキュリティ運用をトータルで支援し、インシデントによる実害ゼロの実現に向けて取り組んでいくとしている。