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NECとOsaka Metro、ポップアップ型販売店舗で顔認証決済の実証実験を実施

 日本電気株式会社(以下、NEC)は4日、大阪市高速電気軌道株式会社(以下、Osaka Metro)と共同で、マスクをしたまま非接触での決済を体験できる顔認証決済の実証実験を実施すると発表した。この実証実験は、Osaka Metroが4月11日にオープンする週替わりポップアップ型販売店舗「Metro Opus 梅田店」において、同日より12月25日まで実施される予定。

 Osaka Metroは、都市交通インフラの要として、交通事業を中核として大阪圏で事業を展開しています。加えて、駅ナカを中心としたお客さまとのリアルな接点において、お客さまへのサービス向上を深化させる取り組みを行っています。

 この実証実験は、Osaka Metroが“駅ナカ”において、利用客に新たな購買体験を提供し、これからの駅ナカ店舗のあり方を検証するもの。今回の取り組みにNECが賛同し、技術協力を行うことになったという。

 実証実験では、マスクをしたまま非接触での決済を可能にすることで、決済時間短縮による待ち時間削減、利便性向上による来店頻度向上などの効果を検証する。NECでは、この顔認証システムに、自社の生体認証「Bio-IDiom」の中核技術である顔認証技術を提供するとのこと。

 なお利用者は、専用の登録サイトから、顔認証決済に必要となる情報を登録することで実証実験に参加できるとした。

顔認証決済のイメージ