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JALとNEC、顔認証を活用した“おもてなしサービス”の実証実験を石垣市内で実施

 日本航空株式会社(以下、JAL)と日本電気株式会社(以下、NEC)は、顔認証技術を活用したPCR検査陰性結果の確認を行う実証実験を、沖縄県の石垣市内にて11月20日より実施すると発表した。

 JALとNECは、デジタル技術を活用した新しい旅行体験の実現に向け、空港を中心とした航空利用シーンでの協業を実施しているが、今回は、顔認証技術を用いて、事前登録したPCR検査陰性結果の確認手続きを簡単に行えるようにするほか、海上交通や観光地への、活用エリアの拡大に取り組むという。

 この実証実験では、出発前にサービス利用登録サイトから顔情報とPCR検査結果通知書を登録した利用者が、石垣空港の専用窓口で顔認証を行うと、市内協力店で割引サービス等を受けられる「あんしん島旅プレミアムパスポート」をスムーズに受け取れる。また、八重山観光フェリーなどの顔認証対象店舗では、手ぶらで特典を受けられるとのこと。

実証実験の流れ
新石垣空港の専用カウンターにおける顔認証での「あんしん島旅プレミアムパスポート」発行の様子(イメージ)
空港や店舗に設置した端末での顔認証画面(イメージ)