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PCA、電子帳簿保存法に対応したクラウドストレージ「PCA Hub eDOC」

中小・中堅企業での基幹業務データの情報共有を促進

 ピー・シー・エー株式会社(PCA)は、中小・中堅企業のデジタル化を支援するサービス「PCA Hubシリーズ」を、3月1日より提供開始すると発表した。まずは第1弾サービスとして、PCAの業務システム「PCAクラウド」「PCAサブスク」などと連携可能なオンラインストレージ「PCA Hub eDOC」をリリースする。

 PCA Hub eDOCは、法人内の重要な業務データやファイルを共有できるオンラインストレージサービス。2022年年1月より施行(猶予期間2年)された改正電子帳簿保存法にも対応し、法律で求められている電子取引やスキャナ保存制度に対応する機能を搭載している。特に電子取引については、会計ソフトウェアが導入されていなくてもPCA Hub eDOCだけで運用可能なため、最小限のシステム投資で電子帳簿保存法に対応できるとのこと。

 操作面では、直感的に操作できるデザインを採用しており、シンプルでわかりやすい画面構成により、作業時間の削減に貢献する。また、履歴書や誓約書などのドキュメントを社員情報にひも付けて管理するeClip機能を搭載しており、それらのドキュメントはPCAクラウド/PCAサブスクからボタン1つで呼び出せるとした。

PCA Hub eDOCの画面イメージ
eClip機能

 また、PCAクラウド/PCAサブスクから出力された各種帳票をクラウド上で共有する機能を備え、会計元帳や試算表、売上一覧表などをアップロードすれば、PCAクラウド/PCAサブスクのライセンスを追加しなくても情報共有を行えるという。

 セキュリティ機能としては、ID/パスワードに加えて、メールで発行される認証コードを用いた二段階認証を採用。また、利用者の操作ログを記録する機能を備え、ログをCSVファイルに出力して確認することも可能だ。

 PCA Hub eDOCの価格(税込)は、20ユーザー、ストレージ容量40GBの「プラン20」で月額6380円、もしくは年額7万6560円。