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PCAのクラウド型会計ソフト「PCA会計DXクラウド」、OSKのグループウェア「eValue V」とAPI連携

 ピー・シー・エー株式会社(PCA)は、自社の業務クラウドサービス「PCA会計DXクラウド」と、株式会社OSKの統合型グループウェア「eValue V」とのAPI連携機能を、12月21日より提供開始すると発表した。

 通常、システム間でAPI連携するためには、事前にデータをマッチングする設定やAPIトークンの発行作業など、さまざまな作業が必要となるが、今回はPCAの子会社である株式会社ケーイーシー「コネクトサービス for PCA会計・eValue」を利用することにより、連携設定や運用サポートサービスをサブスクリプション型の年額サービスとして提供可能になった。

 具体的には、PCA会計DX クラウドの勘定科目・補助科目・部門情報をeValue Vへ、eValue Vワークフローの承認済み経費精算申請書から作成した仕訳データをPCA会計DX クラウドへと連携できる。

 マスタ・仕訳データの連携のタイミングは、月次・日次でのスケジュール設定が可能なほか、緊急時の手動連携にも対応するため、自由なタイミングで連携を行えるとのこと。また導入後すぐに運用できるよう、専任担当者によるリモート初期設定(API設定)、メールによる運用サポートも提供される。

 なお、システム間をAPIで接続する基盤サービスとしては、JBアドバンスト・テクノロジー株式会社の「Qanat Universe」を採用しているとのこと。

 「コネクトサービス for PCA会計・eValue」の価格(税別)は、新規1年が17万円、更新1年が12万円。PCAクラウド側ではPCA会計DX クラウドおよびWeb-APIライセンスが、eValue V側ではeValue V ワークフローおよび開発ツール「Custom AP Builder」が、それぞれ必要となる。