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NEC、沖縄本島と石垣島などを結ぶ光海底ケーブルの供給契約を沖縄セルラーと締結

 日本電気株式会社(以下、NEC)は16日、沖縄本島と石垣島、宮古島と久米島を結ぶ光海底ケーブル敷設プロジェクトのシステム供給契約を締結したと発表した。契約先は沖縄セルラー電話株式会社(以下、沖縄セルラー)で、ケーブルは2023年夏に完成予定。

 敷設する光海底ケーブルは、総距離が約720kmで、最新の光波長多重伝送方式を採用することにより、60Tbps以上の設計容量を実現する。これにより、沖縄の離島エリアにおける生活や産業などさまざまな場面での、5Gの普及に伴うデータ通信需要の拡大に対応するとしている。

 NECでは、2019年に沖縄セルラーと、沖縄と鹿児島を結ぶ光海底ケーブルの供給契約を締結しており、今回の案件はそれに次ぐ契約となる。

沖縄本島と石垣島、宮古島と久米島を結ぶ光海底ケーブルルート図