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クラウド型請求管理サービス「MakeLeaps」、他社システムから出力されたファイルで書類データを一括作成できる新機能を提供

 リコーグループのメイクリープス株式会社は20日、クラウド型請求管理サービス「MakeLeaps」において、基幹システムなど、MakeLeaps以外のシステムから出力されるファイルフォーマットをそのまま用いて、MakeLeapsへ書類データをインポート可能にする機能「カスタムCSVインポート」を提供開始したと発表した。

 MakeLeapsは、クラウド上で簡単に見積書や請求書などの書類を作成できるほか、承認、郵送代行・電子送付、入金管理や売上レポートの表示などの機能も備えた請求管理サービス。

 このMakeLeapsのインポート機能では、従来、請求書や見積書などの書類データを、MakeLeaps専用のExcelまたはCSVファイルフォーマットで一括インポートをする仕様となっていた。このため、外部のシステムから出力されたファイルは、インポートを行う前にフォーマットを変換する必要があったという。

 しかし、毎月の送付通数が多い企業から、外部システムのファイルフォーマットをそのままインポートしたいとの要望を多く受けたことから、今回、「カスタムCSVインポート」機能を追加した。

 この機能では、利用企業のCSVファイルのフォーマットと、MakeLeapsの書類フォーマット間のマッピングを定義しておくことにより、出力されたファイルをそのままインポートするだけで、書類の一括作成が可能になる。複数列を1つの項目にまとめて表示する設定や、繰越金額の表示、行のスキップといった細かい設定にも対応しており、利用企業側で行っていた、インポート前に行う手作業が削減され、作業の効率性と正確性の向上を実現するとのこと。

 なお「カスタムCSVインポート」機能は、MakeLeapsの法人プラン、エンタープライズプランで利用可能な有償のオプションとなり、基本料金に加えて、月額1000円(税別)が別途必要になる。