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ネットギア、2.5GBASE-TとPoE++給電に対応したアンマネージドプラススイッチ「MS108EUP」

MS108EUP

 ネットギアジャパン合同会社(以下、ネットギア)は11日、2.5GBASE-TとPoE++給電に対応したアンマネージドプラススイッチ「MS108EUP」を販売開始すると発表した。

 MS108EUPは、最大60Wまでの給電が可能なPoE++ポートと、最大30Wまでの給電が可能なPoE+ポートを4基ずつ備えたレイヤ2スイッチ。スイッチ全体では230Wまでの給電をサポートしており、Wi-Fi 6アクセスポイントやHD対応ネットワークカメラなどのネットワークデバイスに対して、複数同時に給電を行うことができる。

 さらに、高度なPoE機能を備えている点も特徴で、スイッチを再起動(ソフトリブート)しても受電デバイスへの給電が維持される「無停電PoE」、PoE給電ポートを強制的にリセットする「電源サイクルポート」、ポートごとに、PoEを有効にする曜日/時間を設定できる「PoEスケジュール」などの機能を利用可能。受電デバイスに対しモニタリングを実行することも可能だ。

 インターフェイスは、全8ポートが2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TXに対応。特にWi-Fi 6アクセスポイントと接続することで、高速無線LANのパフォーマンスを十分に生かせるようになるとのこと。また、ネットワーク機能はIEEE802.1Q VLANやリンクアグリゲーションをサポートする。

 市場想定価格は8万1483円(税込)。