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ネットギア、PoE++給電に対応したレイヤ2アンマネージドスイッチ「GS516UP」「GS5124UP」

PoE+給電対応の2製品も提供

 ネットギアジャパン合同会社(以下、ネットギア)は12日、中小企業向けのレイヤ2アンマネージドスイッチとして、PoE+(IEEE 802.11at)対応スイッチ「GS516PP」「GS524PP」と、PoE++(IEEE 802.11bt)対応スイッチ「GS516UP」「GS5124UP」を発表した。4機種とも、ネットワークインターフェイスはすべて1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tに対応している。

 新製品のうちGS516PP/GS524PPは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポートをそれぞれ16ポート、24ポート備えたアンマネージドスイッチ。1ポートあたり最大30W、スイッチ全体では最大260W/300Wの給電が可能で、PoE受電に対応したIPカメラやIP電話機、無線LANアクセスポイントなどへ電力を供給できる。

 一方のGS516UP/GS524UPは、ポートあたり最大60Wまでの給電が可能な、PoE++に対応したアンマネージドスイッチで、GS516UPは16ポート中8ポート、GS524UPは24ポート中16ポートがPoE++給電をサポート。両機種とも残りの8ポートはPoE+給電に対応しており、スイッチ全体ではそれぞれ最大300W/480Wまでの給電が可能となっている。

 ネットギアによれば、PoE++給電により、WiFi-6対応のアクセスポイントや4K/8Kカメラ、LEDライト、オーディオスピーカーなど、従来よりも大容量の給電が必要な機器にも電力を供給できるとのこと。

 なお、4機種とも金属筐体と静音設計のファンを採用。Web GUIなどの管理機能を持たないアンマネージスイッチのため、導入時の設定は一切必要ないとしている。

 価格(税別)は、PoE+対応のGS516PPが5万7500円、GS524PPが6万3500円。PoE++対応のGS516UPが7万3000円、GS524UPが8万8000円。