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ネットギア、クラウド管理が可能なWi-Fi 6 デュアルバンド対応アクセスポイント「WAX620」
無線LANメッシュ製品「Orbi Pro WiFi 6 Mini」の追加サテライトも発売
2022年1月11日 13:02
ネットギアジャパン合同会社（ネットギア）は11日、Wi-Fi 6（IEEE 802.11ax）対応無線LANアクセスポイントのラインアップに、クラウド型管理機能を備えた「WAX620」と、無線LANメッシュ製品「Orbi Pro WiFi 6 Mini」に追加し、カバー範囲や無線LAN接続デバイスを増やせる追加サテライトを販売開始すると発表した。
新製品のうちWAX620は、中規模オフィスやリテールストアなど、複数台のアクセスポイントを設置するような環境に適したモデルで、Wi-Fi 6に加えて、IEEE 802.11a/b/g/n/acの各規格をサポート。5GHz帯と2.4GHz帯のデュアルバンドに対応しており、それぞれ最大2402Mbps、最大1147Mbpsの高速通信を行える。
さらに、クラウド管理機能「Insight」による統合管理が可能なほか、面倒なLAN配線をすることなく、無線だけでWi-Fi範囲の拡張を行えるインスタントメッシュに対応。WAX620同士はもちろんエントリーモデルの「WAX610」や、トライバンド対応の「WAX630」などとも組み合わせて利用できるため、設置環境のWi-Fi接続台数やデータ通信量に合わせて柔軟に機種を選択できるとした。
有線LANのインターフェイスは2.5GBASE-Tなどに対応したポートを1基を搭載しており、PoE＋の受電にも対応する。
市場想定価格は3万7408円（税込）。
またネットギアでは、テレワークや小規模オフィスネットワークに適した無線LANメッシュ製品群「Orbi Proシリーズ」において、エントリーモデルの「Orbi Pro WiFi 6 Mini」を2021年11月に発表していたが、今回は、その追加サテライト（拡張子機）を販売開始する。
Orbi Proシリーズは、ルータと無線LANアクセスポイント、ネットワークスイッチの機能が統合された無線LAN製品。ルータとサテライト（子機）を配置することにより、メッシュ型の無線LANネットワークを容易に構成できる点が特徴だ。
Orbi Pro WiFi 6 Miniはそのエントリーモデルに位置付けられ、Wi-Fi 6（IEEE 802.11ax）とIEEE 802.11a/b/g/n/ac/の各規格をサポート。5GHzと2.4GHzの同時利用に対応し、最大1201＋574Mbpsのデュアルバンドを利用可能となっている。
先に販売開始されていたスターターキットは、ルータとサテライトが各1台提供されていたが、今回発売される追加サテライトによって、メッシュネットワークの拡張が可能になった。
1台のルータに対しては4台までのサテライト追加が推奨となっており、追加用サテライトにも1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×4が搭載されているので、Wi-Fiを拡張した先でも、デスクトップPCやプリンターなどの有線デバイスを使用できるとのこと。
市場想定価格は2万5062円（税込）。
