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LayerX、改正電子帳簿保存法に対応した電子保管サービス「バクラク電子帳簿保存」正式提供開始

 株式会社LayerXは16日、2022年1月の電子帳簿保存法の改正を見据え、帳票の電子保管サービス「バクラク電子帳簿保存(旧称:LayerX 電子帳簿保存)」を正式リリースすると発表した。請求書・領収書・契約書など、法対応が必要なあらゆる国税関係書類のスキャナ保存・電子取引データの電子保存を可能にするとともに、AI-OCR機能を新たに提供開始している。

 「バクラク電子帳簿保存」は、請求書や見積書などの国税関係書類を電子上で保管可能にするサービス。電子取引データ保管のために必要な認定タイムスタンプを付与するため、事務処理規定の整備が必要ないほか、取引年月日・取引金額・取引先の検索機能や、システム上で訂正履歴を確認できる機能、認定タイムスタンプを付与したデータはサービス上から削除できない仕様を採用するなど、2022年1月施行の改正電子帳簿保存法のシステム要件に対応しているという。

 また有償のProプランだけでなく、基本利用料無料のFreeプランも提供するので、現在、電子帳簿保存法への対応を検討している企業も、手軽に利用できるとした。

 さらに今回の正式リリースからはAI-OCRも利用可能になり、これによって、請求書、見積書、契約書、納品書、発注書など、あらゆる国税関係書類のデータをAI-OCRが自動入力し、改正電子帳簿保存法に準拠した形で検索・保管可能になるとのこと。