LayerXの「バクラク電子帳簿保存」、適格請求書発行事業者番号が正しいかどうかを自動判定する新機能を提供

　株式会社LayerXは4日、帳票の電子保管サービス「バクラク電子帳簿保存」を強化し、請求書等に記載されている適格請求書発行事業者番号が正しいかどうかの自動判定機能を提供すると発表した。

　バクラク電子帳簿保存は、さまざまな書類や電子取引を、電子帳簿保存法に即した形式で電子保存できるストレージサービス。国税関係書類はもちろん、国税関係書類以外の保存も簡単に行えることから、法対応とペーパーレス化を同時に実現できる点がメリットという。

　今回は同サービスにおいて、アップロードされた請求書等をAIが自動で読み取り、適格請求書発行事業者番号が正しいかどうかを判定する機能が追加された。これにより、受け取った請求書等の確認にかかる負担を軽減できるとのこと。

　なお、バクラク電子帳簿保存ではすでに無料プランを提供しているが、同機能は無料プランでも利用可能なため、インボイス制度と電子帳簿保存法にかかわる経理業務の、効率的な運用を支援できるとしている。