ニュース

クラウド名刺管理「Sansan」の名刺分析オプションが機能強化、名刺情報を基点にエリア・業種別の営業のカバー率を見える化

 Sansan株式会社は14日、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」のオプション機能「名刺分析オプション powered by MotionBoard」(以下、名刺分析オプション)を機能強化したと発表した。

 Sansanは以前から、外部サービスとの連携拡大によって、企業の営業力を強くするあらゆるデータをSansan上で統合し、データベースとしての価値を向上させてきたとのこ。その一環として、2021年7月には株式会社帝国データバンク(以下、TDB)との連携を強化し、名刺交換の有無にかかわらず、TDBが保有する企業情報をSansan上で検索・閲覧可能にしている。

 今回はさらに、そのデータを活用することで、Sansanに蓄積された接点データを基点に、営業戦略の立案を効果的かつ効率的に実施できるよう、Sansanの機能強化を行った。「名刺分析オプション」は、名刺をスキャンするだけで、営業メンバーの行動と実績をダッシュボードにより可視化し、営業活動の分析を行える機能だが、今回は新たに、TDBの持つデータベースと連携。名刺情報を基点にエリア・業種別の営業のカバー率を見える化し、分析できるようにした。

 エリア、業種ごとの人物データ件数、会社数、占有率等が表示され、また日本地図上にも情報が表示されるため、ターゲットとなるエリア・業種に対するカバー率を視覚的にとらえられるとのこと。これにより、エリア・業種別のマーケットリーチ度合いが可視化され、データに基づいたエリア・業種別での営業戦略の立案と実行が可能になることから、Sansanでは、新規顧客開拓や営業マネジメントを支援できると説明している。

UIイメージ