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NTTデータセキスイシステムズ、勤務計画ソフトウェア「快決!シフト君 NEO」の評価分析機能を強化

 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・セキスイシステムズ(以下、NTTデータセキスイシステムズ)は、勤務計画ソフトウェア「快決!シフト君 NEO」の評価分析機能を12月よりバージョンアップすると発表した。

 快決!シフト君 NEOは、さまざまな業種や利用シーンに対応した勤務計画ソフトウェア。勤務計画の策定にあたっては、スタッフの勤務希望を考慮した上で、日毎必要人数や月間回数など、様々な条件の緩和レベル設定(必ず、原則、なるべく守る)により、人の考え方に近い原案作成を自動で行ってくれるという。

 同製品では、医療機関向けモデルである「快決!シフト君 NEO メディカル」を提供しており、医療機関での勤務計画策定を支援してきたが、そこで考慮される要素のひとつである、勤務間インターバルを確保するなどの医療従事者の負担軽減への取り組みは、2016年度からは診療報酬上の加算取得要件に適用されるようになったほか、その後も項目種類追加や必要項目数の増加、一時的な変動として許容される違反率の設定など、年々強化されてきたという。

 また、これらの要件の一部は2024年度に適用される医師の働き方改革における追加的健康確保措置としても発信され、労務管理面での対応も求められているとのこと。

 そこで今回は、快決!シフト君 NEO メディカルの評価分析機能において、診療報酬上の加算取得要件への対応を実施し、医療従事者の負担軽減への取り組みや医師の働き方改革を支援する。

 具体的には、勤務表に関連した、診療報酬上の加算取得要件、公益社団法人日本看護協会が策定する交代制勤務のガイドラインや、勤務希望申請と勤務計画/勤務実績との乖離などにおいて、選択したチェック項目に関する違反数や違反箇所を確認可能にした。あわせて、診療報酬上で一時的な変動として許容される違反率についても自動算出される。

 なお評価分析機能は、快決!シフト君 NEOの保守・サービス利用契約によって利用可能になる。価格(税込)は、快決!シフト君 NEOのライセンス本体が66万円から、保守・サービス利用権が年間6万6000円から。

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